議会派と対立していたリチャード2世は議会派の貴族に捕らえられ、ロンドン塔に幽閉されました。その後、イングランド国王のリチャード2世は、何回か身柄を移され、1400年2月にヨーク州の城で命を落としました。なぜ、リチャード2世が死んだのかについては、謎とされています。歴史家の中には、リチャード2世の後を継いで国王の座に就いた、議会派のヘンリー4世が殺害したと考える人もいます。それは、リチャード2世がヘンリー4世の殺害を企てたことが原因だと考えられるからです。死因は、餓死説、自殺説、他殺説など、定説はありません。