公開: 2022年4月16日
更新: 2022年4月16日
2022年の4月16日現在、日本の通貨円は、米国通貨ドルに対して、1ドル125円前後の為替レートになっている。3月の初旬は、1ドル115円前後であった。1カ月間で約10円の下落である。この円安は、輸入原材料や原油などのエネルギー原の価格上昇を引き起こすため、最終的に物価の上昇を引き起こす。
この円安の原因は、米国のFRBが8パーセントを超える物価上昇を抑えるために、長期金利を上げる政策を採っているためである。為替市場では、長期金利の低い円を売って、金利の高いドルを買う傾向が出るためである。超低金利政策を継続することを明言している黒田日本銀行総裁の発言が円安を加速させている。