提供: 有限会社 工房 知の匠
文責: 技術顧問 大場 充
更新: 2024年11月15日
6月から続いた暑い日々も終わり、朝夕の空気には、秋の気配を感じるようになりました。学校では、感染症の流行が始まりつつあるようです。皆さん、手洗い、うがいは、念入りに行って、毎日の生活をしてください。これまで、私たちの先祖が経験したことのない、亜熱帯のような気候の中で、今、私たちは、生活をしています。十分、健康に注意してください。
図案は、これまでと同じように、アイヌ民族に伝わっている古典的な図形を組合わせ、昇る朝日の中心に、今年の干支(えと)である「辰」(たつ)をマンダラ風にデザイン化したものです。左右に配置されているのは、十五夜の満月と「すすき」の葉をデザイン化したものです。早く、世界に平和が訪れることを願っています。
約2年半に渡って続いているロシアのウクライナへの侵攻と、1年間に渡っている中東でのイスラエルとパレスチナの戦闘、さらにレバノンへと拡大しつつあるイスラエルの武力攻撃、長引く国内紛争が激化しているミャンマー、そして緊張が高まっている極東の中国と台湾など、世界では、絶え間なく不安定な情勢が続いています。世界に平和がもたらされ、皆さんと世界中の子供達、若者達が、安心して楽しく、有意義な毎日を過ごすことができる日が来ることを、心から願っています。
2023年10月、中東のイスラエルにあるガザ地区で、イスラエル軍と、ガザに住んでいるパレスチナ人の武装勢力の1つであるハマスの戦闘員との間で、大規模な戦闘が始まりました。両者の戦いには、イスラム系の周辺国のレバノンの武装勢力も参加して、複雑な宗教対立になりつつあります。歴史的に不安定な中東地域における民族間・宗教間の対立から、新たな戦争に拡大することも危惧(きぐ)されています。特に、ガザのパレスチナ市民が、イスラエル軍の爆撃や砲撃の犠牲になっています。武装した軍と軍の戦闘は止められなくても、市民の犠牲は、人道的視点から、止めなければなりません。
2024年10月、ノルウェーのノーベル平和賞委員会は、2024年のノーベル平和賞について、日本の被爆者団体協議会へ授与することを発表しました。かつて、広島に住み、インターネット上の「原爆WWW博物館」(英語版)の開発と掲載に関与した人間として、被爆者団体協議会の皆様に対して、心からの敬意と、称賛の意を表します。
2024年10月27日
「知の自由塾」は、主として小学校高学年から、中学校3年までの生徒を対象として、これからの世界や日本社会の発展を担う人材を育てることを目的として、開設された私的なホームページです。学校で学ぶ科目とは別に、これからの世界のリーダーに求められる「知的な力」を養うための基礎となる、「ものごとの見方、考え方」を、次世代を担う皆さんが学ぶための、自由参加の教室です。
このホームページに掲載されている記事は、以下の通りです。
特集: 高校生、大学生の探究学習のために
2019年7月
有限会社 知の匠 技術顧問 大場 充
(広島市立大学 名誉教授)
著書
論文
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juku@chi-takumi.jp